2009年03月28日

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2009年03月28日(土)、単独
包ヶ浦自然歩道(博打尾)かや谷コース弥山奥の院岩船岳登山口(多々良林道)~大元谷左岸コース

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最終更新日:2010-08-11 (水) 12:37:28
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はじめに

紅葉谷~博打尾~かや谷駅~獅子岩駅~紅葉谷分岐~弥山本堂~弥山~仁王門跡手前分岐~御山神社~奥の院・仁王門跡コース~奥の院~多々良林道~岩船岳登山口(多々良林道)~前峠~大元谷左岸コース~大元公園
(出発帰着、宮島桟橋)

先週、風が強くて下るのをためらった「かや谷コース」(尾根筋)を登ってみることにした。そして、そこから奥の院まで下った。奥の院まで回ったのには訳がある。次の二つを再確認してみたかったのである。

一つは、岩船岳登山口(多々良林道)~前峠コースを、もう一度地形図と照合すること、そしてもう一つは、大元公園上部(大元公園コース、大元谷左岸コースそして前峠山コース)の各登山道分岐点とその周辺の道標にやや分からない点があり、それらを再確認することである。

今日のコース&コースタイム

GPS軌跡(20090328MYJ.xml)

宮島桟橋9:33-紅葉谷コース分岐9:50-紅葉谷ロープウェイ駅9:53-中尾橋9:56、10:00-ベンチ3つ(10:06、10:09、10:14)-かや谷分岐10:20-尾根(302m南の鞍部)10:31-コブ10:38-コブ肩10:40-左から巻く10:41-小コブ10:44-410m台ピーク10:47-かや谷駅10:53-小コブ10:57-420m台ピーク11:01-しし岩駅11:05、11:08-紅葉谷分岐11:12-弥山本堂11:20、11:22-弥山11:28、12:22-大日堂下12:29-御山神社分岐12:30-御山神社12:32、12:38-奥の院・仁王門跡ルート12:46-奥の院分岐12:52-ヒトに会う12:53、12:58-奥の院13:00、13:01-岩船岳登山口(多々良林道)13:13-前峠13:26、13:34-よい道13:54-堰堤13:57-堰堤14:00-二町14:02-一町14:04-分岐14:05、14:15-「この先行き止まり」表示14:17、14:20-海岸道路14:25-大鳥居14:32-宮島桟橋14:43

宮島桟橋(18分)かや谷コース(博打尾コース)取りつき(31分)尾根(22分)かや谷駅(12分)しし岩駅(12分)弥山本堂(6分)弥山
 小計1時間55分
 (ロープウェイ駅ロスを5分として加える、中尾橋4分、しし岩駅3分、
 弥山本堂2分を加える)
弥山(10分)御山神社(17分)奥の院(12分)岩船岳登山口
 小計51分(御山神社6分、ヒトに会う5分、奥の院1分を加える)
岩船岳登山口(13分)前峠(31分)大元谷左岸コース分岐(7分)海岸道路(18分)宮島桟橋
 小計1時間30分
 (前峠8分、分岐10分、道しるべ3分を加える)
総合計4時間16分
 (弥山54分は加えず)

かや谷コースを登る

かや谷コースを行くには、まず、紅葉谷ロープウェイ始発駅(紅葉谷駅)近くから、左手の包ヶ浦自然歩道に入る。博打尾をすぎてしばらく行き、前方の包ヶ浦方面には向かわず右手山道を登る。やがてロープウェイ中間駅(榧谷駅、かやだに)の下をくぐりぬけ、さらに終点駅(獅子岩駅、ししいわ)まで登る。しし岩からは観光客といっしょに歩き、途中で右から登ってくる紅葉谷コースと合流して、弥山本堂を経て弥山山頂に至る。

それでは、宮島桟橋からもう少しくわしく見てみよう。まず、厳島神社の横を通りぬけて紅葉谷に入り、宮島ロープウェイ駅をめざして登る。

画像の説明

かや谷コースの取りつきである中尾橋は、ロープウェイ駅手前で左の車道(うぐいす道)に入ってすぐのところにある。この"うぐいす道"は宮島桟橋に通じているので、桟橋から車道を逆にさかのぼっても中尾橋に至ることができる。

さて、今日も"うぐいす道"への入り口を行き過ぎて、宮島ロープウェイ駅まで登ってしまった。引き返して左折、北向きに少し行き中尾橋を渡る。中尾橋のたもと、川の右岸によい道がついている。博打尾を通って包が浦に至る包ヶ浦自然歩道である。

中尾橋で少し休んで出発しようとしたところに、10人くらいのパーティが休むことなく自然歩道に入りこん来て、私がその先頭に立たされる形となってしまった。ずいぶんとピッチが速いように感じる。追い立てられるようにして、巻き道を右から左に行き第一ベンチに至る。

その後、第二・第三ベンチを通過するころには、後からの圧力も弱くなり、自分のペースで歩く。が、今日の私はかなりピッチがはやい。302m横から尾根筋に取りついてすぐに3人のパーティを追い抜いた。

画像の説明

このコースの特徴は、尾根からの眺めがよいことである。東の海側の展望を楽しみながら、かや谷駅(ロープウェイ中間駅)の下をくぐり抜け、あっという間に終点のしし岩駅まで登る。

弥山山頂にて

しし岩駅からは観光客といっしょに歩く。朝の船でいっしょになったロシア系の大きな団体さんと再びいっしょになったようである。もちろん日本人も多い。

弥山山頂にも人が多い。展望台から、あれが大島(周防大島)、あれは柱島という声があがる。今日は、海側よりも山寄りの方がよくみえる。それでも羅漢山、吉和冠山、大峯山などの山名は聞こえてこない。ちょっとさみしい。十方山はかすんでいるのだろうか。私にもよくわからない。

画像の説明

弥山山頂にある三角点の標高は529.8mである。これに対して、二万五千分1地形図には、弥山そのものの標高として535mが併記されている。国土地理院が、三角点(写真の広場中央にみえている)のすぐそばにある大岩(写真正面)の頂上を弥山山頂と認めたためである。

その山頂部で何やら測量をしている人がいる。三角点のそばで大きな白い紙を広げ、三角点に糸を巻きつけて周辺の岩までの距離を測っているようである。大岩の見取り図を作っているのだろうか。道路でよく見かける測量具は使っていないようである。アマチュアの方かもしれない。

御山神社を経て、奥の院まで下る

弥山山頂から弥山めぐりを反時計回りで下る。平坦な登山道にぶつかったところで、三叉路を右折して仁王門跡の方へ少し行く。すぐに左折、仁王門跡を経ずして御山神社経由で奥の院まで下る。

御山神社コースを下るのは3度目だと思うが、今日初めて御山神社に寄ってきた。御山神社は、奥の院へ下る途中で、左手に上がったすぐのところにある。

画像の説明

御山神社から奥の院の方角を見下ろすと、鳥居の真ん中に奥の院の屋根が小さくみえる。神社と石の鳥居と奥の院が一直線で並ぶ位置に配置されているようである。その真後ろは502mである。神の島宮島には様々な仕掛けが施されているのであろう。

奥の院手前まで下って、左手山道(奥の院への近道)に踏み込んだところで、前方から中年の男性が現れた。ここから岩船岳まではどれくらいかかるだろうか、と聞かれた。ついさっき、奥の院から502mに登ったが、左右の踏み跡のどちらに行けばよいか迷い、左手に行って道がなくなったので引き返して来たという。

502mからは右が正しく、そこから岩船岳は2時間では難しかろうと答える。「ひろしま百山」のコースを前提に行動されたのかもしれないが、具体的に何の資料も持たれていなかったのは残念である。

奥の院~岩船岳登山口~前峠

奥の院から多々良林道(地形図黒破線)を下り、岩船岳登山口(左手)で登山口と反対側にある右手の小さな沢(地形図表記あり)まで下る。

沢を渡り前峠まで登る。問題はその登りである。見通しのよい尾根筋を行く地点で、GPS軌跡は、地形図にわずかに表現されている尾根からは微妙に東へずれている。

そもそも、その尾根の東側の谷は、地形図よりももっと急な谷を形成しているが、そのことが地形図ではまったく表現できていない。10m間隔の等高線では限界があるのかもしれない。

ちなみに、十方山林道拡幅工事(西中国山地)で新設部分として予定されている地域も、深い谷があって工事を実施すれば崩落の可能性が指摘されている。しかし、二万五千分1地形図では、そのことはうまく表現されていない。

それはともかく前峠まで登る。峠には、東向きに「駒ヶ林」という小さな標識(テープ)が木に巻きつけてある。私は、宮島で登山ルート以外を積極的に歩くつもりもないので、今までそこは全く踏み込んだことはなかった。今日は時間が少しあるので(体調もいいので)、そちらへ急坂を少し駆け上がって探索してみた。踏み跡はあるが荒れている。そのままおとなしく引き下がる。

大元公園内の3ルート分岐点

大元谷左岸を大元公園まで下る。最初のベンチ(標高30m台)のところでサクラがきれいに咲いている。右手(東側)から大元橋を渡って人が次々と下りてきている。駒ヶ林の西側を通って下りてくる大元公園コースである。

ふと左手(西側)に踏み込んで振り返ると、掘れた道が今下りてきた大元谷左岸コースと平行についている。前峠山に至る道(尾根道)である。ここは、これら3つのコースの分岐点になっているのである。

画像の説明

この3ルート分岐点(標高30m台のベンチ)について、海岸道路から大元公園に入ってからのコースを再確認(過去のデータも参照)しておこう。

海岸道路から大元公園に入り、公園内の遊歩道を南向きに行く。大元神社を右手にして行くと、道なりに右手の橋で左岸に渡る。公園内にはいくつもの道標がある。左手「大元道、原生林」に対して、右手「弥山登山、駒ヶ林」というのもあり情報は錯綜している。

「駒ヶ林」につられて右手を進むと、「この先行き止まり」と大書した道しるべがあり、強制的に左へ寄せられる。確かにそこから先に延びている踏み跡は、遊歩道から外れているようでもある。道標のとおり歩いた結果にすぎないのだが。

さて、道標「・・・行きどまり」から左に行くと、道標「大元道、原生林」をまっすぐに来た遊歩道にぶつかり、そこからさらに少し南向きに行くと、先ほどのベンチ(分岐点、標高30m台)がある。

ここをまっすぐ行けば、大元谷左岸コース(前峠を経て、岩船岳登山口(多々良林道)に至る)、右手(西側)に入れば前峠山までの尾根道である。左手(東側)に行き大元橋を渡ると広場にベンチがあり、大元公園コースが駒ヶ林西側面に向けて延びている。

つまり、大元橋の位置(大元川の左岸から右岸に渡る位置)は、地形図黒破線よりも標高差約50mくらい手前ということになる。

いずれにしても、標高約30mのポイントとなる地点(ベンチ)までの道標はいい加減すぎる。正しくない方向へ導いておきながら、最後には「この先行き止まり」などと脅しをかけてくる。不愉快極まりない。一度すべての道標を取り払って、的確なものに付け替えるべきである。

大鳥居のそばまで行く

画像の説明

今日は大潮だろうか。大鳥居の沖合いまで潮が引いており、観光客が大鳥居まで歩いている。また、大鳥居の外側では大勢の人が潮干狩りを楽しんでいる。(注:大鳥居の内側は神域)

道路にも人があふれている。宮島が元気なのはなによりである。


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