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2008年08月24日

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2008年08月24日(日)、単独
牛小屋高原~恐羅漢山~旧羅漢山、往復
加えて、旧羅漢山~広見林道、往復
(出発帰着:牛小屋高原)

このページの目次です

はじめに

2008年08月24日(日)、単独
牛小屋高原~恐羅漢山~旧羅漢山、往復
加えて、旧羅漢山~広見林道、往復
(カマノキビレ~ハゲノ谷左谷~ハゲノ谷の林道~広見林道(広見川沿い~終端部まで登る)~カマノキビレ)、(出発帰着:牛小屋高原)

旧羅漢山~広見林道

旧羅漢山の道標、現在位置(旧羅漢山頂)
恐羅漢山頂25分、水越峠60分、広見谷林道1時間35分
(Web作者注:ハゲノ谷を下り、広見川沿いまでの時間と思われる)

やっと、旧羅漢山と広見林道の時間・位置関係が分かった。今日のコースは以下のとおりである。

まず旧羅漢山から北西~西へ流れる尾根(旧羅漢山~カマノキビレ~1155m~ジョシのキビレ)をカマノキビレまで下り、そこから左手のハゲノ谷(左谷)に入る。

しばらく行くと、広見林道終端部に至る踏み跡を右に分ける。そのまま、まっすぐどんどん下ると大きな木橋(ハゲノ谷の川)があり、それを渡るとハゲノ谷の林道が左手に延びている。林道は、ハゲノ谷の川の右岸に沿って付けられており、その林道を少し下ると広見林道にぶつかる。

右折して広見林道に入り、広見川を左手にしながら林道屈折点まで少し登る。そこで右折して、広見川と分かれて登る広見林道を終端部まで行く。そこから、枝尾根(始点は、カマノキビレから同じ尾根上を西側に少し行ったところの1155m)に取り付いていったん尾根に乗り、その後トラバース気味に行くと、ハゲノ谷(左谷)の踏み跡にぶつかる。先ほど下った道である。そこを左折して、こんどは逆に登るとカマノキビレである。

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旧羅漢山から下った今まで2回のコース(6月7日、7月13日)は、いずれもカマノキビレを通り越して、ハゲノ谷(左谷)に入っていたことがようやく理解できた。

まず、カマノキビレまで、旧羅漢山から下り20分前後である。

小さな沢(6月7日引き返し地点)は、カマノキビレから数分下った地点である。また、小さな木橋(7月13日引き返し地点)は、カマノキビレから約30分程度下った地点にある。小さな木橋からさらに下って行けば、数分でハゲノ谷の林道終端部に達する。林道をゆったり下ると、約10分程度で広見林道と合流する。

カマノキビレ~広見林道は、下り1時間あれば十分だろう。

7月27日(3回目の訪問、ただし、その時は広見林道から登っている)には、6月7日(初回)の引き返し地点を登り下りしているにもかかわらず、そのことに気付いていない。7月13日 (2回目)に下って登り返したハゲノ谷(左谷)についても同様に何も気付いていない。

カマノキビレから向こうの尾根上はササヤブ状態で、見たところ踏み跡すらなさそうである。(旧羅漢山から下る踏み跡にしたがうと、 カマノキビレからそのままハゲノ谷左谷へ下っていく)

今日のコースタイム:
牛小屋高原(25分)地蔵(22分)恐羅漢山
 小計49分(地蔵2分を加える)
恐羅漢山~旧羅漢山往復
 行き21分、帰り20分
旧羅漢山(22分)カマノキビレ(34分)小さな木橋(6分)木橋、ハゲノ谷の林道終端部(10分)広見林道合流点
 小計1時間18分(カマノキビレ3分、木橋3分を加える)
広見林道合流点(5分)右屈折点(31分)広見林道終端部
 小計51分(ただし、屈折点での小休止15分を含む)
広見林道終端部(6分)ハゲノ谷左谷(16分)カマノキビレ(30分)旧羅漢山
 小計52分
恐羅漢山(18分)地蔵(14分)牛小屋高原
 小計32分
総合計5時間39分(すべての行動時間)
 (恐羅漢山7分、旧羅漢山7分、広見林道終端部7分、旧羅漢山9分、恐羅漢山6分の各休憩をすべて加える)

牛小屋高原8:35- 第一リフト8:44-第二リフト横8:54-地蔵9:00、9:02-涸れ沢9:13-急登終わり9:18-国設スキー場分岐9:19-縦走路9:20-台所原分岐9:23-恐羅漢山9:24、9:31-旧羅漢山9:52、9:59- 倒木10:13-カマノキビレ10:21、10:24-小さな沢10:27-広見林道終端部に至る踏み跡分岐10:33- 水音10:42-小さな木橋10:58-ハゲノ谷(右谷)の沢渡る11:02-木橋(ハゲノ谷の林道終端部)11:04、11:07-広見林道11:17-屈折点11:22、11:37-広見林道終端部12:08、12:15-ハゲノ谷(左谷)12:21-小さな沢12:30-カマノキビレ12:37- 倒木12:44-倒木くぐる12:50-旧羅漢山13:07、13:16-恐羅漢山13:36、13:42- 台所原分岐13:43-立山尾根コース分岐13:46-地蔵14:00-第二リフト横14:03-第一リフト14:08-牛小屋高原14:14

恐羅漢山~旧羅漢山:

気温17~20度C(出発時、帰着時)、ここのところ朝晩はかなり涼しくなってきた。とはいうものの、今にも雨粒が落ちてきそうな天気である。実際、一日中驟雨(しゅうう)に見舞われた。蒸し暑く汗をかく。

恐羅漢山の登りは快調である。前回(8月11日)バテた時よりもペースは早い。地蔵からの自然林を楽しむ余裕もあった。恐羅漢山では、全く展望はなかったものの、割とゆったり目の休憩をとり、旧羅漢山に向かう。

恐羅漢山の道標、現在地(恐羅漢山頂)
旧羅漢山頂25分、夏焼けのキビレ55分

カマノキビレ~広見林道終端部への分岐:

旧羅漢山から広見林道方面に向けて下る。しっかりした踏み跡があり、それに従う。下草が雨で濡れており、ズボンがすぐにびしょ濡れになる。上半身にも草木が当り、汗とまじって湿る。

カマノキビレ(標高1130m台)からハゲノ谷に入る。ここで、カマノキビレから先の尾根上に踏み跡は見当たらない。旧羅漢山から下る踏み跡に従うと、カマノキビレからそのままハゲノ谷(左谷)へ向けて下っていく。

ハゲノ谷を下るにつれて、右手の枝尾根(1155mから南へ流れる)との標高差が次第に大きくなり、約10分程度下ると、逆に標高差があまりなくなってくる。そして右手に、広見林道終端部に至る踏み跡(トラバース道)を認める(標高1070m台付近と思われる)。

なお、広見林道終端部は右手枝尾根上(標高1040m台)にあり、分岐~林道終端部は数分の距離である。今日はこの後、ハゲノ谷を広見林道(広見川沿い)まで下って、林道終端部まで登り返し、この分岐まで戻ってきた。

三本栃を見逃して下る:

広見林道終端部への分岐を右に分けて、植林帯のハゲノ谷をそのまま下る。途中に三本栃があるはずだが分からない。谷の右岸か左岸かさえも事前に確認していない。またまたいいかげんなことである。

2008年7月13日山行記には、この辺りの踏み跡の状況について、次のように書いている。

「しばらくすると、伏流水がうなっているのが聞こえる。荒れた岩場を抜けて、沢を行ったり来たり蛇行しながら下ると水音が聞こえるようになる。左右に少し大きな沢があるようだ。中尾根状態のところを下り、 木橋(今日の最下点)に至る。その先にも、左手樹間に小道が続いている」

三本栃の位置は、種々の情報を総合すると、標高960m前後で大きな岩がごろごろしている所の左岸らしい。標高差を勘案すると、広見林道終端部に至る踏み跡分岐(標高1070m台付近)から下り15分程度の所であり、小さな木橋(標高890m前後)まではさらにそこから下って10分程度ということになる。

標高については私の推定であり、かなりの誤差を伴うと思われる。しかしながら、三本栃があるのは、"広見林道終端部に至る踏み跡分岐と小さな木橋の間"であり、どちらかというと木橋の方に近いということは間違いなさそうである。

「山歩き」"Kさん"のコースタイム:
2004/11/20(下り)、8:30旧羅漢山、9:05広見林道終点、9:30広見山登山口。2005/6/25(登り)、15:35ハゲの谷、16:10三本栃、16:35広見林道終点、17:00尾根分岐、17:40旧羅漢山。

Web作者注:"Kさん"は、三本栃から直接広見林道終点(終端部)に至るルートを歩いていらっしゃる。しかし、私が見る限り、林道終端部とハゲノ谷を直接つなぐ箇所は、ササヤブに覆われており踏み跡は見当たらなかった。

広見林道まで下る:

小さな木橋では、左手から流れ落ちる小さな沢を越える。沢は、右手を流れるハゲノ谷左谷の沢に合流している。その沢(ハゲノ谷左谷の沢)の左岸に付けられた小道を行くと、標高920mくらいで、左からもう一つ沢(ハゲノ谷右谷)が合流している。そこを超えて行くと、すぐに丸太を組んだ木橋に達する。

ハゲノ谷の林道終端部(標高860m台)である。その木橋を渡り、ハゲノ谷の沢の右岸に付けられたゆったりとした林道(地形図黒実線)を行くと、約10分程度で広見林道(標高820m台)に達する。旧羅漢山から1時間18分であった。

広見林道(広見川沿い~終端部)~ハゲノ谷左谷:

右折して広見林道に入り、右屈折点(標高930m台)まで行く。そこを右折して、広見川と分かれて登る広見林道を終端部(標高1040m台)まで登り返す。

2008年7月27日山行記には、林道終端部からの状況(登り)について、次のように書いている。

「林道終端部から、北向きに小尾根に取り付く。この小尾根は、繰り返しになるが、旧羅漢山から西へ流れる尾根(旧羅漢山~カマノキビレ~1155m~ジョシのキビレ)が南西に張り出した枝尾根(始点ピークは1155m)であり、その東側にはハゲノ谷(左谷)がある。

林道終端部から取り付いてすぐ尾根に乗り、ほんの少し尾根上を行き、やがてハゲノ谷(左谷)へ向けてトラバース気味に行く。沢と接するようになるころ、右手に踏み跡が谷を下りているのを発見する。三本栃へ至るものであろうか」

かなりな急斜面を行くトラバース道はせまく、踏まれているとはいえ慎重にならざるを得ない。しばらく我慢して行くと、やがて先ほど下ったハゲノ谷左谷の踏み跡にぶつかり左折して登る。

ハゲノ谷左谷~カマノキビレ~旧羅漢山:

カマノキビレで尾根に乗り、旧羅漢山まで登り返す。広見林道終端部から旧羅漢山まで52分、カマノキビレからは30分の登りであった。

旧羅漢山山頂大岩の中段に、一人の中年男性が取り付いてよじ登ろうとしている。しばらく前から、大岩の梯子はなくなって1本の棒が残っているだけである。下では仲間の男性がはやしたてる。男性は、無事大岩に登りポーズをとった後、岩から下りる。岩の中段まで、そして地面までと2回の大ジャンプである。その強い足腰がうらやまし~。

大団体が恐羅漢山方面からやってきた。県山岳協会のバスツアーのようである。先頭のリーダーが、この辺りは迷いやすくて・・・と、今来た道に加えて広見林道方面と十方山林道方面にルートがあることを説明している。別の一人が、ここら辺りから十方山まで道標を建てたといっている。

今日登り下りした広見林道方面は、島根県に属している。道標はほとんどない。自分の力量と相談しながら歩く楽しみがある。

旧羅漢山~恐羅漢山:

大団体がすべて登りきった後、大岩ジャンプの男性を含む男性4人組みの後を追って恐羅漢山まで帰り着く。少し日が差してきた。しかし、展望図を描くほどの見通しはない。しばらく休んで、お先に失礼する。

下山を開始してすぐに、一人の男性が空荷で登ってくるのとすれ違った。カメラを取りに上がってきたのかなと思ったら、やはりそうだった。件の男性陣が恐羅漢山山頂でデジカメの忘れ物を見つけて確保していたのだ。

カメラを取り戻した男性に、すごいスピードで追いつかれたので道をゆずった。後ろから見ていると、立山尾根コースの岩場をストックもなしに、滑るように下っていく。その強い足腰とバランス感覚がうらやまし~。

下では仲間が待っていた。30人程度の団体さんのようである。しばらくして私も追いつき後をついて行く。「ゆっくり目ですから、先に行かれますか」と最後列のカメラを取り返した男性に聞かれた。 リーダーのようだ。

しかし、この人数の団体さんの横を通り抜けるには足場が悪すぎる。地蔵手前の少し平坦な箇所まで下れば、何とかなるだろうけど。人前で転んだりするところを見られたくなくて、「いえ、大丈夫です」と答える。そうこうするうちに、すぐ小休止が入り、そばをすり抜けさせていただく。

三本栃は見逃したが、広見林道~旧羅漢山の位置関係がはっきりして満足。この秋は、カメイ谷~ジョシのキビレ~広見林道を狙ってみよう。