2008年03月08日

Akimasa Net >> ひろしま百山(私の踏み跡) >> 鈴ヶ峰

2008年03月08日(土)、単独

広島湾岸トレイル
鈴ヶ峰~鬼ヶ城山~草津沼田道路
(出発帰着:自宅)

最終更新日:2017-05-13 (土) 21:59:54
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はじめに

2007年11月18日(宮島)以来の山行である。やっと左ひざ関節の状態がよくなり、階段の昇り降りにも痛みを感じなくなった。そこで、ホームグラウンドの鈴ヶ峰で足慣らしをすることにした。また、少し前に「鬼ヶ城山の岩」について情報をいただいており、それを確認するために、隣の鬼ヶ城山まで足を延ばしてみた。

参考:八畳岩(はっちょういわ)

今日のコース&コースタイム

出発9:43-鈴ヶ峰憩いの森入口(井口台中学校の上) 10:08、10:14-尾根に取り付く10:25-東屋10:26、10:34-平らな部分10:40-小鞍部10:43-展望岩場10:44、10:49-水場10:50-鈴ヶ峰10:57、11:17- 鈴が峰公園分岐11:19-平らな場所11:26-送電鉄塔11:35-道行地蔵11:39-八畳岩11:51、12:00-鬼ヶ城山12:03-(小八畳岩、探索)-鬼ヶ城山12:46 -送電鉄塔12:51- 小コブ250m台12:53-小コブ240m台12:55-送電鉄塔12:56-送電鉄塔(左横奥)12:57-送電鉄塔13:02-山田団地分岐13:04-草津沼田道路13:13、13:17-帰着13:54

  • 出発(25分)憩いの森登山口(30分)鈴ヶ峰
     小計1時間14分(休憩数回の合計19分を加える)
  • 鈴ヶ峰(22分)道行地蔵(15分)鬼ヶ城山
     小計46分(八畳岩9分を加える)
  • 小八畳岩
     往復2分、休憩36分
  • 鬼ヶ城山(27分)草津沼田道路(37分)帰着
     小計1時間08分(道路登山口4分加える)
  • 総合計3時間33分
     (小八畳岩38分除く、鈴ヶ峰20分および鬼ヶ城山2回5分加える)

今日の様子

鬼ヶ城山山頂近くに大岩があり、すばらしい見晴らしを提供してくれている。大岩の具体的な位置は、鬼ヶ城山282.4mの南西(道行地蔵側)で、標高270m前後の縦走路上である。

その大岩のことを、八畳岩(はっちょういわ)と言うのだそうである。以前は見晴岩と言っていた岩のことである。情報提供者:ホームページ「美鈴の杜」 管理人、美鈴の杜仙人さんによれば、「この岩は磐坐で地震で二つに割れたと記録があり、このほどその片割れを確認できました」とある。また、岩の名前を市役所に訂正してもらったともいう。

今日、その八畳岩に行ってみると、「鬼ガ城山頂の南斜面を少し下がったところに小八畳岩がこのたび確認できました。伝説によると二枚の岩は一枚でしたが、あるとき地震で半分に割れ、半分が落下して小八畳岩になったそうです」という文面などを含む案内板が設置してあった。(情報では、2008年2月11日設置とのこと)。

鬼ヶ城山山頂から南東(太田川放水路)の方角に、小八畳岩の位置を示す標識がある。山頂から1分くらい下ると、そこに小八畳岩があった。新しく付けられた踏み跡は、ふかふかで気持ちよい。そして、小八畳岩からの見晴らしもよい。

小八畳岩の位置は、鬼ヶ城山から南東に流れる支尾根上になる。くわしくは、眼下の西広島バイパス向こうの小さな山*(標高100m台、山頂付近にお寺あり)と、宇品島先端部ピーク(標高50m台)を結ぶ線の延長線上になる。標高は270mくらいだろうか。*草津八幡宮のある山:行者山あるいは力箭山(りきやせん)ともいう。

八畳岩と小八畳岩の間には、谷が入り込んでいる。したがって、八畳岩が二つに割れて、その片割れが小八畳岩の位置に転がり落ちるかどうか、ちょっと分からない。さらに、これらの岩が同一のものであったと証明できる学術上の証拠があるかどうか(二つの岩の組成が同じであり、かつ二つの断面がぴったり合うなど)。

伝説上の話としては面白い。ホームページ「美鈴の杜」には、八畳岩や小八畳岩など鬼ヶ城山をめぐる活動記録が紹介されている。美鈴の杜仙人さんによれば、「鬼ガ城については、まだまだなぞがあり、他にも古代の遺跡が残っているのではないかと考えています」とのこと、今後の成果が楽しみである。また、参考文献として、都築要著「広島史話伝説〈第4輯〉安芸備後の巻 巨石文化財篇」 郷土史研究会(1970年)を教えていただく。

風は少し冷たいものの、日差しには何となく温かいものを感じる。帰宅後、近くの公園をのぞいてみると、子供づれの親子が幾組みも遊んでいた。

さて、膝の感触を確かめるようにして、鈴ヶ峰登山口に至る。ここまでは特に問題なし。登山口には杖が幾本か用意してあり、そのうちの1本をありがたく借り受ける。

今日はウグイス園地コースを行くことにした。登山口から右手に行くコースである。登山口(標高90mくらい)から、地形図点線よりも少し右側(谷の左岸)を北上し、やがて右にそれて、南に向けて流れる支尾根に取り付く。

支尾根の手前で、踏み跡に向けてまっすぐ進んだので、東屋のやや下方で支尾根に取り付く形となった。ほんの少し左へ上がると東屋がある。東屋の位置は、標高200mの太い線が南に少し張り出している地点と思われる(尾根の方向345度)。ここまで、おおまかな位置を把握している限り、どの道を進んでも大丈夫である。 (注:2008/03/15山行記で訂正、東屋220m)

東屋から尾根を少し登り、やがて、鈴ヶ峰をほぼ真正面(やや左)にして、左下に谷を見ながら、気持ちのよい巻き道をほんの少し下り気味に行く。鞍部を過ぎ、谷を左へ回りこんだところに展望岩がある。標高250mにある崖マークあたりだろう。

展望岩を西にほんの少し行くと、水場がある。標高250mの太い線が少し切れ込んで、沢になっていることを表わしている。水場を過ぎて少し登ると、左からヒヨドリ園地コースが合流する。その後は、小さなジグを繰り返し、山頂に至る。

天気はよい。しかし、少し霞んでいる。

似島(安芸小富士)の右奥に、江田島を見る。それらの後に、倉橋火山も見えている。西能美島の左奥には、岳浦山(倉橋島南西端)、陀峯山(東能美島)がかすんでいる。

西能美島の右奥は、大黒神島、甲島まで。
宮島~経小屋山の間に、524.6m三角点(JR岩徳線欽明路トンネル南側)、神ノ内山432.8m(JR岩徳線欽明路トンネル北側)、蓮華山を見る。
大野権現山の右に、上勝成山がかすむ。

阿弥陀山の右奥に、雪山があるようだ。灰郷スマモ山・・・989.0m、十方山~奥三つ倉、立岩山~市間山のどれが見えているのだろうか。双眼鏡がなくてはっきりしない。市間山の位置に、山影(雪が光っている?)を認めるのは初めてである。

ビッグアーチの白い屋根の左奥に、滝山を見る。椎谷山まで見えているのかどうかははっきりしない。ビッグアーチの右奥には、龍頭山があり、その右に牛頭山~本串山がある。

荒谷山の右奥に、海見山、堂床山を見る。
大茶臼山~柚木城山~鬼ヶ城山を見る。
古田山(315m)の向こうに宗箇山があり、それらの右奥に白木山が霞む。

二ヶ城山、松笠山、牛田山が折り重なって見えるのが、何とか分かる。二ヶ城山の後に高鉢山、それらの右に、呉娑々宇山が大きく裾野を広げている。呉娑々宇山の右裾奥には、曽場ヶ城山~水ヶ丸山が見える。

その他、小田山、灰ヶ峰、野呂山が霞む。

鈴ヶ峰から鬼ヶ城山に向けて北上する。最初はゆるく下り、分岐を右に見送って、ロープ伝いに急下る。ここを下ることができれば、膝関節の状態は万全ということになる。今日一番試してみたいコースである。これが広島市内かと思うほどの自然林の中を急がずあせらず下る。悪くない。240m台の平らな所まで思いのほかスムーズに下ることができた。合格。

再び少し下り、210m~200m台のヤセ尾根をゆったりと行く。送電鉄塔のそばから一コブ(トンネルの上を)越えて、下れば道行地蔵である。そのまま、まさ土の道を行けば、送電鉄塔(標高250mくらい)のそばを通って、八畳岩に登りつく。その位置は、標高270m台最西端部辺りである。

八畳岩、鬼ヶ城山、小八畳岩で遊んだ後(このページ上段に記載)、さらに北をめざす。いきなりの急下りである。ロープに加えて、アルミ製の梯子まで用意してある。

その後ゆったりと行き、250m台小コブに送電鉄塔がある。その後、小コブを2つ越えて少し下ると再び送電鉄塔があり、右前方には大茶臼山(マイクロウェーブの白い建物)が近づいてくる。すぐに送電鉄塔を左横奥に見る。すると、道は左下の山田団地のよう壁上の簡易コンクリート道に変わる。

山田団地分岐を右折して小さな尾根を乗り越え、右手にみごとな竹林の谷、左手に尾根を見ながら、逆に南下する。下り立った所は、草津沼田道路に沿った一般自動車道のさらに側道である。

鈴ヶ峰からここまでは、登山道はほぼ地形図点線のとおりと考えてよい。ただし、細かいことを言えば、草津沼田道路側の下山口は、地形図点線よりは少し東側で、南北に走る側道に下り立つ。

左ひざ関節の状態は非常によい。
今後とも山行を続けることができそうである。