2007年03月21日

Akimasa Net >> ひろしま百山(私の踏み跡) >> 極楽寺山鈴ヶ峰

2007年03月21日(水)、単独

広島湾岸トレイル
観音北(三角点)コース~牛池~極楽寺山~牛池~倉重谷コース~茶臼山(佐伯区城山)~鈴ヶ峰西端部探索
(出発:広電楽々園、帰着:自宅)

最終更新日:2017-05-13 (土) 22:08:07
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はじめに

極楽寺山の牛池周辺部を探索するため、観音北(三角点)コースに取り付く。牛池近くに登りつくには、このコースが一番近いからである。

牛池周辺には新しい道が開かれていた。極楽寺山のルートバリエーションがまた広がったようだ。とはいえ、そのことに意義があるかと問われれば、よくはわからない。山行は、基本的には他人様の土地を無断で勝手に通らせていただく行為である。だから、バリエーションルートを開発(あるいは再び切り開く)する行為は慎重でなければならないと考える。

佐伯区運動公園に下山後、茶臼山(原民喜の石碑)、鈴ヶ峰西端部登山口探索というちょっとした懸案事項を二つ解決しながら、秋の大分100kmウォーキングに向けて歩行距離をかせぐ。

後日注:秋の大分100kmウォーキングは日程の関係で断念した。

今日のコース&コースタイム

広電楽々園(らくらくえん)9:11-広島工大上バス停9:32-西広島バイパス渡りきる9:34、9:37-ゴルフ場入口9:42-五日市観音中学校9:47-五日市観音西小学校9:52-病院前9:57、10:00-山陽自動車道10:04-観音コース登山口10:11、10:18-取り付き10:22-(探索)-観音北コース取り付き10:40-尾根に乗る10:50-510m台ピーク11:06-587.2m三角点11:18、11:22-ピーク11:22-580m台ピーク11:25、11:28-590m台ピーク11:32、11:35-600m台ピーク11:39-土塁11:43-牛池林道11:45-牛池11:49-小尾根12:01-650m台ピーク12:02、12:10-(663m方面探索、小コブ2つあり、戻る)-650m台ピーク12:23-鞍部12:25-牛池分岐12:27-680m台ピーク12:28-蛇の池外周道、魚切ダム方面入口12:31-(木段)-極楽寺山12:38、13:00-トラバース道13:01-木段、右後から合流13:02-気象観測装置13:05-680m台、魚切ダム方面入口(右折)13:06-牛池分岐(左へ)13:09-ほんの小さな沢(右岸から左岸へ)13:13-前方に牛池13:14-(牛池、西から回り込む)13:15-牛池北西角13:19-水苔の池、左分岐あり13:22-登山道右へ入る13:25-倉重谷コース下山口13:30-塹壕状態終了13:44-左分岐(倉重”新”谷コース)あり13:47-左後方から合流13:53-小畠山の一枚岩表示、左分岐あり13:55-左分岐(倉重尾根コース)あり13:56-倉重登山口14:03-倉重川3号橋14:24-広島市植物公園分岐(左折)14:30-茶臼山(原民喜)14:42、14:46-八幡東3丁目3番信号15:09-鈴ヶ峰登山口15:22-鉄塔の下方部(右折)15:33-(南西尾根)-60m台ピーク15:40-送電鉄塔(標高約20m前後)15:43-登山口(墓地)15:44-八幡東3番3号信号15:45、15:47-広電鈴峯女子大前北側16:23-帰着16:51

  • 広電楽々園駅(60分)観音コース登山口(推定7分)観音北コース取り付き(38分)三角点587.2m(23分)牛池林道
     小計2時間34分
     (観音コース登山口7分、北コース取り付き探索15分、三角点4分加える)
  • 牛池林道(4分)牛池(13分)縦走路650mピーク(4分)牛池分岐(右折)あり(4分)蛇の池外周道、魚切ダム方面入口(7分)極楽寺山
     小計32分
  • 縦走路650mピーク休憩8分、陸軍省標石663m方面探索13分
     小計21分
  • 極楽寺山(6分)魚切ダム方面入口(3分)牛池分岐、左折(10分)牛池北西端
     小計19分
  • 牛池(11分)倉重谷コース下山口(33分)倉重登山口
     小計44分
  • 倉重登山口(39分)茶臼山(36分)鈴ヶ峰登山口登り(22分)登山口下り
     小計1時間41分(茶臼山4分加える)
  • 車道ロード
     小計1時間07分
  • 総合計7時間40分(極楽寺山22分加える)

観音北(三角点)コース、取り付き

広電楽々園で電車を下り三筋川右岸に渡る。広島工業大学キャンパスを東側から回り込み、ゴルフ場北側を登る。地形図を見ながら適当に道を選び、山陽自動車道の五日市トンネル西側出口近くをくぐって上を目差す。

観音コース取り付き(造幣局標識あり)は、地形図黒実線(簡易舗装)上の標高約260m付近にある。観音北コース(587.2m三角点経由)の取り付きは、そこをさらに北に行ったところにある(標高約300m)。
注:2008/12/06山行記にて、各取り付き地点の標高を訂正
観音コース約250m、観音北コース約320mくらい

なお、観音、観音北コースそのものは、地形図上には表記されていない。地形図上に表記されている黒実線の先の2本の点線は廃道になっている と思われる。この2本の点線は、両方とも谷ルートであり、近年相次いだ土石流で消失したのかもしれない。

さて今日は、観音北コースの取り付きをさがすのにちょっと苦労してしまった。ここを通ったのは、2004年12月12日の一度きりで、しかも下りだったので、ただ単純に堰堤のところとしか記憶していなかった。改めて今日現地を見ると、堰堤がいくつかあり 、そのうちのどれが取り付きかさっぱり分からない。背丈以上あるヨシの繁った左岸河原を行きつ戻りつしながら、取り付きをさがす。

観音北コースの取り付きは、開放型堰堤(太いパイプを組み合わせて作ってあり、土石流が発生した時、水は流すけれども、大きな岩石はここでしっかり食い止める)のところで、沢を渡った地点(左岸)にある。

取り付き~三角点586.7m

堰堤記号(標高約290m、下記にて後日訂正あり)横から尾根に取り付き、左手に沢を見ながら、尾根を右にして北東に登る。登山ルート地図(極楽寺山百回登山)よりは一つ南のほんの小さな尾根ではないかと思う。取り付いてすぐに沢をのぞくと、崩落箇所があるように見えた。登山道そのものは、倒木はあるもののよく踏まれており気持ちが良い。

注:2008/12/06山行記にて訂正
極楽寺山百回登山の方が正確、取り付き地点(開放型堰堤)は、いくつかある堰堤記号のうち標高約320mくらいのところのものである。

尾根に乗るころ右手を見ると、鞍部の向こうに420m台ピークがある。左に振って北へ登る。510m台ピークの先の鞍部から右下に町並みを見る。河内南の団地であろうか。

北~西へ振りながら三角点586.7mに達する。すすきの台地になっており展望はない。三角点のあるのは、どちらかといえば580m台の東端になるだろうか。しかし、西端の方が少し標高が高いようにも感じる。

三角点586.7m~牛池林道~牛池

三角点から580m台西端ピークを通り越して急下り、登るともう一つ580m台ピークがある(そこから、663mピークを267度にみる)。その580m台ピークを急下り、 小コブを二つ通り過ぎ、右手から尾根が合流してくると、590m台ピークである。ピークを北から巻いて登山道は延びている。ピークに踏み跡があり駆け上ってみる。能美島、大黒神島、宮島などを見る。

590m台ピーク北側を巻いて急下り、登ると600m台ピークである。西へ少し下ると、左から登山道(極楽寺山~魚切ダム方面縦走路)が合流してくる。その縦走路に入り、右前方の土塁を通って牛池林道に出る。そこを左折して行けば、牛池林道終端部にある牛池に行き着く。なお、ここから魚切りダム方面に行くには、 牛池林道を右へ行き、すぐ先でふたたび右手山道へ入る。

牛池

牛池の東~南に、地形図黒点線がある。これが牛池めぐりのものであることは間違いない。「リュックかついで」中国新聞社(1980年)の極楽寺山(下)P.162-3の項で、野貝原山の泉水峠から極楽寺山へ至る縦走コース中で紹介されている。

「(三差路の後畑峠から)極楽寺に向け、車道を十五分ほど歩くと中国電力の導標があり、ここから池めぐりコースに入る。高原的な草地や湿地帯を通り、鉄塔下から下り道と分かれて、右手に巻くように登ってゆくと石がきの水路に出る。静寂な池で、もう一つ下方の小さな池に水ゴケが多いところから、「水苔の池」と呼ばれている」。

上記の静寂な池が、牛池であろう。石がきの水路とは、地形図上で、牛池の北の端を東西に真っ直ぐ伸びる線として表記されているものを指していると思われる。ただし、「中国電力・・・池めぐりコース・・・右手に巻くように・・・」というルートそのものについては分からない。

私は、牛池めぐりコースをさがそうと、2003年05月17日、2004年12月25日の二回にわたって、牛池の西側をさぐった。かすかな踏み跡はあるものの、その時はよくは分からなかった。

今日は、地形図上で牛池の東~南に表記されている黒点線を確認してみたくてここまで来た。以前から、牛池の北東角に踏み跡があるように見ていたので、それがどこまで伸びているか確かめたかったのである。

牛池から縦走路に直接上がる

牛池の北側石垣の東側角を見れば、かなり広い部分が整地されている。以前は、そこも藪だったように思うのだが、なんとその横にりっぱな木段があるではないか。踏み込んでみると、踏み跡があり追ってゆく。

確かに、地形図黒点線上を行っているようである。しかし、残念ながら、踏み跡はすぐにわからなくなった。何となく踏まれているような、かすかな痕跡を追って牛池の南側まで達する。そしてそこから、西に向けて踏み込んでみた。

しかし、どこまで行っても、しっかりした踏み跡はなさそうである。しびれを切らせて、左(南)の高みに向けて潅木の中を駆け上がる 。地形図黒点線のやや東側である。なお、この黒点線のルートが新たに切り開かれているのをすぐ後で知ることになる。そして、午後には実際にそこを下ってみた(後述)。

さて、登りつくときれいな登山道がある。極楽寺山693m~魚切ダム方面縦走路である。その位置は、陸軍省標石663m手前(南南西)にある650m台ピーク近くになる。左手にその650m台ピークが見えている。右へ行くと極楽寺山である。

ここでシロモジ探検を思いつき、右の極楽寺山方面には向かわず、左の650m台ピークを越え、その先を急下って(73度を向く)663mに向かう。確か、この辺りにシロモジが多かったはずなのだ。まだ花の時期には少し早いのかもしれない。いずれにしても、シロモジは分からず引き返して極楽寺山に向う。途中、牛池に向けて下る道が新たに付けられているのを発見する。帰りに通ってみることにしよう。

極楽寺山693m

極楽寺山には数組のパーティあり。(大峯山)~阿弥陀山の稜線がきれいに見える。阿弥陀山の左に、湯来冠山、十方山が見えているようである。そのさらに東にあるはずの大峯山は、極楽寺山山頂部の樹木に隠れる。阿弥陀山の右手(深入山、苅尾山方面)も樹木に隠れ、そのさらに右に東郷山(ほぼ真北)があり、東郷山の左10度前後の範囲が見えている。

極楽寺山693m~魚切りダム方面入口~牛池

極楽寺山での昼食を簡単に済ませて、牛池に向けて下ることにする。阿弥陀山の稜線左手がブッシュに隠れる辺りに向けて、登山道が新たに開かれている。そこを下ると、すぐに山頂部トラバース道に達する。この新たに切り開かれた小道を使えば、木段を使って極楽寺山を上り下りする必要はなくなる。

山頂部トラバース道に入って右折、すぐに右後方から下りてくる山頂部木段を吸収して北に向う。680m台で魚切ダム方面縦走路に入る。その先の鞍部手前(標高650m前後)左に、牛池に向けて下る道が新たに付けられている。昔の踏み跡を復活させたものかもしれない。地形図黒点線と位置・角度が一致しているようである。

その地形図黒点線にそって牛池目差して下る。途中で左の小さな沢に入り、牛池南端に達する(昼食前に通った所よりも、ほんの少し西側になる)。2004年12月25日には、これよりもさらに西側のもう少し大きな沢を下って、ほぼ同じ所に下りたことがある。 そのときに、しっかりとした踏み跡が、牛池の西側に付いていることはわかっている。それを思い出し、安心して牛池の西側に回りこんで、北側堰堤に出る。

牛池林道~倉重谷コース

牛池林道を北に向う。昼食前に通った観音北コース出口をやり過ごし、しばらくして、右斜め前の山道に入る。左下に牛池林道を見ながら、倉重谷コース下山口に達する。

以前ここから下った時には、下山口を含めて2箇所ほど、崩落のため通行に多少の注意を要する箇所があった。しかし、今日見る限り、いずれも山側を少し削ったりして整備されており、通行になんの支障もなくなっていた。

参考:以前の記述
倉重谷コース下山口から左手前方を見ると、谷が落ち込んで登山道が崩落しているのが分かる。2001年03月24日には、この倉重”谷”コースを佐伯区運動公園まで下った。台風、集中豪雨でかなり荒れており、少々危険を伴うコースだとその時は感じた。(参考:2004年12月23日、再度このコースを下る。2箇所ほど谷側が崩落していたが、注意して通過するのに何の差しさわりもなかった。)

倉重谷コースの上部は塹壕状態になっており、そこに積もったふかふかの落ち葉を踏んで、小岩につまずかないように注意しながら下る。途中で倒木あり、道を北側へ付け替えている箇所もある。倉重"新"谷コース、倉重尾根コースの分岐をいずれも左に見ながら下る。

茶臼山(原民喜の石碑)

佐伯区運動公園から倉重川沿いに下り、広島市植物公園を経て、茶臼山に至る。無事、原民喜の石碑を見つける。正面入って一段上がった左手に、その他の石碑(石版)と並んでいる。

鈴ヶ峰西端部を探索

最後に、鈴ヶ峰西端部を探索する。八幡東三丁目の地形図黒点線(2007年03月10日下山口)から鈴ヶ峰西峰(三角点)に向けて登る。取り付きは、大通りの1本東側にある山沿いの細い道(地形図黒実線)である。そこから送電鉄塔(標高210m前後 、後日訂正110m台)の少し下(標高100m前後)まで登ると、南西に尾根が分岐しており、右折してそちらへ入り、再び八幡東に向けて下る。

前回の下りでは、この分岐には気づかず真っ直ぐ下っている。60m台ピークで右に振って下ると、先程の送電鉄塔の1本西の鉄塔がある。その横をくぐり抜けて進み、左に振って下ると、墓地の所に出る。車道に出て大通りに向えば、すぐそこに八幡東3番3号信号がある。あとはひたすら車道を歩くのみ。