2006年09月02日

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2006年09月02日(土)、単独
十方山南尾根コース(三つ倉の少し上まで)~下山林道(東終端部、雨量観測局、西終端部)~十方山南西尾根~黒ダキ山~下山林道(細見谷渓谷沿い)
(出発帰着、瀬戸谷入口駐車場)

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はじめに

2006年09月02日(土)、単独
十方山南尾根コース(三つ倉の少し上まで)~下山林道(東終端部、雨量観測局、西終端部)~十方山南西尾根~黒ダキ山~下山林道(細見谷渓谷沿い)

十方山南尾根コース途中~下山林道~黒ダキ山
駐車場~(十方山南尾根)~三つ倉1030m台~ウシロヤマ谷支流~ウシロヤマ谷~下山林道(東終端部、十方山雨量観測局、西終端部)~十方山南西尾根~黒ダキ山~下山林道(細見谷渓谷沿い)~立野キャンプ場~ 駐車場(出発帰着、瀬戸谷入口駐車場)

下山林道東終端部~十方山南尾根間(直線距離、約350m)のルートを確かめたくて、2006年8月13日(日)に引き続き再挑戦する。この間のルートについては、先達の中でさまざまな細かいバリエーションが紹介されている。しかし今日は、先日果たせなかったルートをまずは忠実にたどってみることにした。ただし、たどるルートは先日とは反対で、十方山南尾根からウシロヤマ谷に入ることにした。なぜならば、出発地点を先日と同様に二軒小屋とすると、アプローチ開始まで距離が長すぎてバテてしまいそうだ、と感じたからだ。

十方山南尾根のアタックポイント(標高1000m付近)に至るルートとしては、二軒小屋~シシガ谷コースで十方山を乗り越して行く方法も考えられる。しかし、このルートも距離は長い。そこで、瀬戸谷入口駐車場から南尾根コースを直接登ることにした。ただし、そうなると駐車場までどうやって帰ってくるかが問題となる。そこで、下山林道を東終端部~雨量観測局~西終端部まで行き、そこから十方山南西尾根に這い上がって、黒ダキ山経由で帰る方法を思いついた。以前から、下山林道には地形図に記載のない西分岐があるというので気になっていたコースだ。上記をつなげば、瀬戸谷を反時計回りで一周する形のコースとなる。

コースタイム:
駐車場(31分)瀬戸滝分岐(43分)三つ倉(13分)標高1000m前後
 小計1時間27分
標高1000m前後(31分)ウシロヤマ谷出合(29分)小滝の下(9分)下山林道東終端部
 小計1時間09分
下山林道東終端部(27分)バーノキビレ分岐(33分)十方山雨量観測局(23分)下山林道西終端部
 小計1時間23分(雨量観測局33分は加えず)
下山林道西終端部(34分)十方山南西尾根1120m台(14分)黒ダキ山分岐
 小計48分
黒ダキ山分岐(24分)黒ダキ山(38分)下り分岐(28分)下山林道
 小計1時間43分(黒ダキ山10分、下り分岐3分を加える)
下山林道(47分)立野キャンプ場(21分)駐車場
 小計1時間08分
総合計8時間41分
 (全ての休憩時間を含む、すなわち標高1000m6分、下山林道東終端部8分、十方山雨量観測局33分、下山林道西終端部3分、黒ダキ山分岐7分、下山林道(黒ダキ山取付)6分を含む)

駐車場8:37-瀬戸滝分岐8:42-巻き道8:56-標高700m表示8:59-太い木9:01、9:05-支尾根突端9:06-支尾根9:08-涸沢9:08-瀬戸滝分岐9:08-小滝上部9:13-岩場9:18-沢渡る9:22-尾根乗越9:26-再び尾根9:29-小さなコブ左から巻く-尾根9:38、9:42-三つ倉9:51-鞍部9:59-小ピーク10:01-標高1000m前後10:04、10:10-(ウシロヤマ谷支流)-ウシロヤマ谷出合10:41-小滝の下11:10-下山林道東終端部11:19、11:27-廃車11:32-バーノキビレ分岐11:54-十方山雨量観測局12:27、13:00-下山林道西終端13:23、13:26-尾根筋13:40-十方山南西尾根1120m台14:00-小コブ14:06-下る14:10-小コブ14:12-小コブ14:13-黒ダキ山分岐14:14、14:21-仏石14:31-黒ダキ山14:45、14:55-小々コブ14:58-1040m台15:05-展望15:06-鞍部15:10-1040m台(ピーク15:15-展望15:16-ピーク(吸殻いれ)15:23)-990m台鞍部、平坦15:28-下り分岐15:33、15:36-左へ振る15:50-下山林道(細見谷渓谷上部)16:04、16:10-立野キャンプ場16:57-駐車場17:18

9月となり渡る風はさわやかで心地よい。とはいうものの気温はかなり高めのようだ。汗が滴り落ち水分摂取量は多い。ちょっと足が重たいか。それでも順調に 三つ倉を通過して標高1000m前後のポイントに至る。

ポイントから見下ろすと、ササ原の中に踏み跡のようなものが沢に向って付いている。その少し下には川床も見えているようだ。まずは、ササ原の急坂をササをつかんでずり落ちる。慎重に下りればまったく危険はない。ほどなく川床に足がつく。水が染み出て荒い砂地が濡れている。その他、古い倒木や小石があるものの、先日情報をいただいた方のいうように歩くのに何の問題もなさそうだ。少しほっとする。時々黒いナメラ状の岩場があり水と一緒に滑ってしまった。それでも順調にウシロヤマ谷に合流する。

ウシロヤマ谷出合いから振り返っても、きれいな砂地は見えない。先日見た左手のきれいな沢とはどの沢のことだったのだろうか。ちょっとした疑問を残してウシロヤマ谷を右手(北)にさかのぼる。この沢は小岩だらけである。そしてブッシュに岩場と多少歩きにくい。ほんとうに先日はここを下ったのだろうか。気になって改めてコンパスを取り出すと北を指しており間違いはない。やがて少し歩きやすい箇所が出てきて、その先に小滝がある。ここで間違いない。

左手(右岸)斜面を見ると、先日斜めにずり落ちた跡が浮かび上がって見えているようだ。小潅木をしっかりとにぎって左上に這い上がる。しばらくして上を見ると空が見える。何となく横に一直線に広がっている ようだ。たぶん林道で間違いないだろう。左手に針葉樹がポツポツ生えている手前を、上に向って一気に這い上がると、そこは先日ブッシュに飛び込んだ地点だった。ドンピシャリと林道に上がることが出来てまずは一安心する。 もしうまくいかなかった場合には、先達が書き残している各ルートをさぐりながら、南尾根コースに戻るつもりにしていたのだ。

下山林道東分岐を十方山雨量観測局まで歩いて昼食後、下山林道西分岐に入る。地形図には記載がなく心配だった。しかし、非常に繁っており歩きにくいとはいうものの、目の前の黒ダキ山1084.7mがどんどん近づいてきて勇気付けられる。さて終端部からどうするか。"Kさん"のGPS軌跡は、十方山南西尾根 1142mの西南西にある1120m台に向けて這い上がっている。(下山林道西終端部:1120m台から南東に流れ落ちる支尾根の標高約1020m地点)

終端部から右上を見上げるとすごいブッシュだ。一瞬気後れしてしまう。それでもここを突破しなければ帰ることはできない。気合を入れてササ藪の中の小潅木をつかみ、目の前のブッシュを肩で押しのけるようにして這い上がる。しばらくして、尾根に乗っていることがはっきりとわかる頃、ブッシュは背丈ほどのササだけに変わり少し歩きやすくなる。見上げると空が見えるものの先は遠そうだ。一歩一歩確実に登る以外にない。稜線1120m台に登りつく。東北東の方角に隣のもう少し高いピーク1142mがあるはずだが良くわからない。

稜線上にはササ原の中に色あせたピンクテープが所々あり良い目印になる。全体的にほぼ下りであり、腰まであるササ原の足元にかすかに見える踏み跡を追って行く。しばらくして、黒ダキ山分岐1100m台に至る。

黒ダキ山分岐から黒ダキ山を経て下山林道(細見谷渓谷沿い)に至るまで、夏場に繁ったササと小潅木で歩きにくい。ただし、踏み跡をたどれば、ルートをたどるのに何の問題もない。なお、黒ダキ山の稜線上で、下山林道へ下山する地点(右折)にあった無粋な通せんぼ(長いピンクテープ)は無くなっていた。もちろん、ここを直進するルートも考えられるが、踏み跡はないはずだ。注意が必要だろう。

今日最後の下山林道(細見谷渓谷沿い)を通って帰る。出口の橋の上には通行止めのロープが張ってあった。瀬戸谷上部を周回する今日のコースをもう少し整備してみると、面白いルートになるかもしれない。ともかく、先回と今日で下山林道のすべてを歩いたことになり大満足。