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2005年04月17日

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大峰山~竜王山、縦走
(出発帰着:佛通寺)

2005年04月17日(日)、単独

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はじめに

2005年04月17日(日)、単独
大峰山~竜王山(龍王山)
(出発帰着:佛通寺)

2005年04月15日(金)中国新聞記事
三原・龍王山、タムシバ満開、月末まで白い彩り
数年に一度の花付きの良さだという。 昨年秋にあいついだ台風による強風で弱った木が、子孫を残すためがんばっているらしい。

佛通寺からの縦走路があるというので歩いてみた。帰りは、国道486号線から旧道の県道50号線(本郷久井線)に入り、佛通寺まで下った。

今日のコースタイム:
佛通寺バス停(10分)登山口(55分)林道広場(21分)大峰山
 小計1時間30分(途中休憩を加える)
大峰山(51分)八坂峠(1時間11分)竜王山
 小計2時間02分
竜王山(17分)鞍部(19分)御調八幡宮
 小計36分
御調八幡宮(1時間05分)県道50号線(43分)佛通寺バス停
 小計1時間48分
総合計6時間03分(途中休憩を全て加える、ただし昼食タイム47分を除く)

佛通寺バス停9:07-登山口(第3駐車場)9:17-林道横断9:20-林道横断9:34-林道横断9:41-林道横断10:03-林道広場10:12、10:16-大峰分かれ10:32-大峰山10:37、10:43-大峰分かれ10:39-道標(大峰山0.7km、峠バス停3.3km)10:50-小コブ10:56-鞍部11:00-尾根右折11:02-462m11:10-440m台11:15-440m台南側11:20-430m台(峠バス停1.2km)11:27-八坂峠11:32-登山口11:34-急登一段落11:38-北東尾根に乗る11:51-展望岩場570m台12:02、12:06-左折12:10-590m台12:13-ベンチ12:22、12:25-630m台12:26-鞍部12:30-600m台12:32-鞍部12:34-東屋12:41-竜王山12:43、13:30-奥の院分岐13:33-鞍部13:47-御調八幡宮14:06、14:09-(国道486号線)-高速道路下14:22-インターまで2km標識14:31-インター入口14:54-高速道路下15:10-県道50号線15:14-ヘアピンカーブ15:44-馬の背林道分岐15:49-佛通寺バス停15:57

佛通寺バス停から、仏通寺川を左手に見てさかのぼり、第三駐車場(登山口)にいたる。登山口からは中国自然遊歩道の標識にしたがって進む。しばらくして林道を横切り、沢音を右に聞きながら行く。次に林道を横切る頃、サクラ吹雪の歓迎を受ける。落石防止用金網を右手にして進み、もう一度林道を横切る。

道標には、佛通寺1.3km、大峰山2.0kmとある(佛通寺~大峰山間3.3kmと3.5kmの道標が混在しているようだ)。なお、登山口の「御調八幡宮~仏通寺ルート案内図(10.9km)」では、両者の距離は、3.1kmとなっている。

ここからしばらくは、左手に沢、右手に林道を見ながら行く。やがて林道は右へ蛇行して別れる。登山道はその後、何度か沢を渡り返しながら登る。再び林道を横切り上に向かうと、もう一度林道と出会う。

ここが林道広場だ。道標には、佛通寺2.7km、大峰山0.6kmとある。南に見える491mの東側に、生口島、佐木島、岩城島あたりが見えているようである。ソフト上は、その後に、四国の山々(東赤石山、西赤石山など)が入るという。

左折して林道を横切り大峯山の方角を向く。しばらくして、今日のお目当てのタムシバ(一本だけ)を見ながら、最後に急登をこなすと大峰分かれである。ここから大峰山頂までは0.3km、緩やかな登りだ。なお、山頂からの展望は全くない。

大峰分かれまで引き返し、八坂峠への下りにかかる。大峰分かれを過ぎて前方に海をみる。道が右から左に巻き、前方に竜王山を見るようになる。やがて尾根に乗って木段を急下る。木段も登山道を守るためにはやむを得ないか。それにしても多すぎる。大峰山周辺で1300段、竜王山周辺で3000段あるという。

476mのかなり下を右から巻きながら下り鞍部に至る。そのまま小尾根まで登り、右折して尾根上を行く。左手前方に竜王山が美しい。山肌に白い斑点がいっぱい見えているようだ。タムシバだろう。

462mの道標は、大峰山2.0km、八坂峠1.2km。ここからコブをいくつかこなしながら下る。所々で前方に竜王山をみる。最後のコブを越えると木段の急下りとなり、前方から自動車の音が聞こえてくるようになる。

峠から車道を少し北へ行くと、右手に駐車場があり数台の車が止まっている。そういえば、今日はここまでの山道では誰一人会っていなかった。みんな竜王山へ登っているのだろう。

登山口の道標に、竜王山2.2kmとある。急登を終わると、竜王山2.0km。古い山道が消えかけている。510m台を右(南)から巻いて(竜王山1.7km)、稜線鞍部に至る。

その先の展望岩場570m台で、大峰山の左右(160度~320度位)が展望できる。やがて道は左折(竜王山1.2km)し、竜王山の方角を向く。ここに至るまでは、左手前方に高い山が見え隠れしてしており、それが竜王山だ。

590m台で竜王山まで0.8km。アセビが咲いている。右向こうの山肌にタムシバ、そして鳥の鳴き声がにぎやかだ。登りの木段にかかり頭上にタムシバ。ベンチ手前で、竜王山まで600m、ベンチの先のピークを越えて、木段を急下る。

台状のちょっとしたピーク600m台の前後が鞍部廊下になっている。頭上のタムシバに迎えられ、最後の木段を登りきると展望東屋がある。瀬戸内海に向けて大きく展望が開ける(展望図未検討)。そこから緩やかに登れば竜王山山頂だ。

今日の竜王山は盛況だったようだ。竜王山登山中に下山中のパーティと幾組もすれ違った。山頂で北へ下る人たちも何人か見送った。

山頂での展望は全くない。三角点測量用の鉄塔があり、階段を登れば展望が期待できそうだ。しかし、鉄骨が錆付いており立ち入り禁止となっている。登る人もいるらしいが、展望は手前の東屋と変わらないという。

昼食後、東屋まで少し下り展望図を作成する(未整理)。13時13分頃、飛行機が目の前を左から右へ飛んでいった。広島空港に着陸する態勢をとっていたのだろう。知識がなくて識別記号等何も確認できていない。

東屋から再び山頂に戻り、最後の一人として山頂を後にする。最初なだらかに下り、奥の院分岐を過ぎた辺りから、木段を急下る。タムシバは北側の方が多かったのではなかったか(昨年の小田山)。手で触れる位置に咲いているのもあったが、すっきりとした白色が保たれている花は少なかった。

幅広の整備されすぎた道を鞍部まで下る。鞍部の道標には、直進御調坂、右大谷とある。ここから木段の大下りで、ちょっとした修行をしいられる。下りきると、御調八幡宮、そして"やはた川自然公園"だ。サクラは満開を過ぎている。大勢の花見客の頭上を花吹雪が舞っている。

ここからロード。距離は10km位だろうか。2時間を予定する。県道50号線に入れば明らかに下りとなる。ところがそこに至るまでの国道486号線は、逆にわずかながら登りとなっており少しこたえた。

しかし、県道50号線の下りはすばらしい。迂回路ができたために、こちらに回る車は全くいない。点々と咲いているヤマザクラ、そしてツツジを独り占めしてのんびり下る。といっても、今日の行き足は止められない。総計6時間で大峰山~竜王山コースを行って帰ってきた。

なお、実はこの辺りの地形図はまだ用意していなかった。そこで、山旅倶楽部の地図を打ち出して使ってみた。緯度経度各線や磁北線を入れることができて便利だ。印刷すると縮尺にわずかな狂いがでるが、実用には差し障りない。プリンターのせいか等高線が少し不鮮明なのが難点といえば難点だ。