2005年10月30日

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2005年10月30日(日)、単独
沼長トロ山(およびA峯~D峯縦走)
(出発帰着、オセキガ峠)

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はじめに

2005年10月30日(日)、単独
沼長トロ山(およびA峯~D峯縦走)
(出発帰着、オセキガ峠)

沼長トロ山はマイナーな山だ。それだけに自然が色濃く残っており、魅力のある山域となっている。2005年06月04日(土) "Iさん"とごいっしょして、ちょっとした探検を強いられた。その時どこでどうコースを間違えたのか、いつか確認したくてずっと気にかかっていた山だった。そのようなマイナーな山で、途中10人位の中年男女パーティとご一緒するなど、自然林の中で存分に遊ぶことができて満足する。

今日のコースタイム:
オセキガ峠(4分)登山口(18分)沼長トロ山
 小計28分(登山口6分を加える)
沼長トロ山(35分)A峯(32分)展望岩場(7分)1023m
 小計1時間31分(A峯3分、展望岩場14分を加える)
1023m(6分)B峯(5分)C峯(12分)D峯
 小計23分(ただし、B峯付近探索14分、二度目B峯休憩5分を加えず)
D峯(13分)沼ノ原(24分)林道(15分)オセキガ峠
 小計52分
総合計3時間22分(周回コースの所要時間)
 (沼長トロ山8分をくわえる)
 (B峯付近探索14分、二度目B峯休憩5分を加えず)
 (D峯20分、D峯付近探索30分を加えず)
総合計4時間31分
 (全ての時間を含む)

オセキガ峠8:36-左折(旧道砂利道)8:38-取り付き8:40、8:46-稜線上8:50-1040m台8:51-鞍部8:52-(コブ8:58-鞍部8:59-コブ9:01)-沼長トロ山9:04、9:12-鞍部9:15-1000m台9:18-なだらかピーク9:21-鞍部9:25、9:27-小コブなだらか(328度)9:28-1000m台9:29-鞍部9:32-990m台コブ9:35、9:37-少々コブ9:39-鞍部 980m台(ロクロ谷最上部)9:42-A峯(1000m台)9:47、9:50-小コブ9:51-鞍部9:53-(小コブ)-鞍部9:57-990m台10:00、10:06-1000m台10:09-鞍部990m台10:13-(1000m台コブ10:15-1100m台コブ10:17)-展望岩場(1020m台最西端)10:22、10:36-(ヤセ尾根)-右手冠山10:38-鞍部1100m台10:40-1023m(大岩)10:43-再び 1023m(B峯通り越して?引き返す)10:52、10:57-鞍部11:02-B峯(岩あり)11:03、11:08-C峯11:13-鞍部11:22-D峯11:25、11:45-(922m方面探検)-D峯12:14、12:15-最初の鞍部12:21-(次の鞍部)-沼ノ原12:28-林道銅山線(ヒノ谷出会い)12:52-大向長者原線12:59-オセキガ峠13:07

オセキガ峠から大向長者原線(りっぱな舗装道路)を南に少し下り、すぐ左手の未舗装林道に入る。幅員3m位で両側に草が繁っており乗用車では入りたくないような道路だ。その林道が北に突き出た所が広場になっており、そこから東側の尾根に取り付く。

最初から急坂だ。粘土と落ち葉で足が滑る。ササをしっかり持って身体を引き上げる。しばらくして稜線に乗れば勾配はそれ程でもない。疎林の中を小さくアップダウンしながら高度をかせぐ。66度の方角に登り、樹間に空が見えるようになると頂上は近い。

沼長トロ山山頂から北へ向かう。最初の1000m台ピークを越えてなだらかピークを行くと、左手1000m台ピークに向けて尾根道があり、その右奥に千両山が見えてくる。やがて鞍部に至る頃、左手下に未舗装の林道が現われる。二つ目の1000m台ピークを越えて下ると、千両山の左裾奥に、高井山、安蔵寺山が見える。

そこから小さな鞍部(990m台)を過ぎて、34度に向きを変えて登ると990m台ピークに至る 。樹間に五里山(1130m台)~1158m~(旧羅漢山)を認める。なお、この鞍部とピークは、同じ990m台に含まれる小さな変化であり、二万五千分1地形図では表現されない 。

同じ990m台の小さなコブを過ぎて下りとなり、鞍部970m台(ロクロ谷最上部)に至ると、ブナなどの自然林が美しい。ここを駆け上がればA峯(1000m台)だ。五里山(1130m台)~1158m~焼杉山(1225.2m)~旧羅漢山(1334m)~恐羅漢山(1346.4m)をみる。

A峯から、小コブをはさんで二度ほどササ原の中を下る。踏み跡は分からない。次に登りついた地点は990m台(1000m台ピーク横)だ。縦走路を進むには、一旦南に振ってすぐ隣の1000m台ピークを越える必要がある。

ここで進行方向に向かってコンパスをかまえた。角度は残念ながら記録していない(前回データでは200度となっている)。地形図上にコンパスを置くと、元来た方角に戻ってしまうではないか。そんなバカなことがあるだろうか。一瞬ドギマギしたけれども、エイヤッとばかりに前方に見えるピークに向かって歩を進めた。

ここの箇所は、A峯から1000m台ピークに直接登りつくのではなくて、一旦北側の990m台に至り、そこから南へ少し折り返して、馬の背のような尾根を 1000m台ピークに向けて進むのだ。前回しっかりと把握したはずだが、家に帰ってからやっと思い出した次第である。

ちょっとした苦労をしている頃、谷の向こうから熊鈴の音にまじって人声が聞こえてくるようになった。このマイナーな山域で、ヒトの匂いを嗅ぐとは思ってもみなかったので少し驚く。

なお、この方達(男女10人位)とは、D峯でいっしょになる。木の音が特によく響いていたと言ったら、実際に木を叩いていたのだという。ほんとうは人声もよく通っていた。30分~1時間位後を歩かれていたようだ。位置関係からすれば、沼ノ原をはさんで向き合う尾根同士だから、風向き等の条件によっては人が話す内容まで聞こえる可能性もあるようだ。

さて、ゆるやかな登りで、コブを2つ程越えると、岩が多くなる。やがて展望岩場に着く。細見谷渓谷の向こうに、黒ダキ山がみえる。そこから十方山稜線に向かって尾根が延びているのがはっきりと分かる。その左奥には、恐羅漢山~砥石郷山があり、それらと十方山とでできる谷間の向こうに、刈尾山の双耳峰が美しい。 (後日訂正あり)

2005年11月01日訂正:
「重大な思い違いをしていた。刈尾山は十方山南西尾根の1067m~1142mの奥に隠れて見えない。刈尾山とみたのが、旧羅漢山~恐羅漢山の双耳峰だ。そして、掛頭山も同様に見えない。さらに、砥石郷山も1067mわずか右奥に隠れる」

展望を楽しんだ後、ヤセ尾根の岩場を行く。せまくてちょっとした難所になっている。無事通り抜ければ、大岩のある1023mピークだ。ここからB峯~C峯に至るルートが分かりにくい。前回はこのルートを大きく外れて、ちょっとした冒険を強いられた。

今回も1023mから勢いよく飛び出したが、下りすぎたように感じて元に戻って仕切りなおしをした。B峯を越えて下って戻ったにしては、かかった時間が短すぎる。ということで、今回の記録もこの辺りは少し混乱している。それにしても、B峯東の980m台にかけて、ブナの自然林が美しい。ちょっとした寄り道は大いに楽しめるだろう。

ともかく1023mから、小さな鞍部(地形図では表現されない)で左手に二ノ谷をみながら、970m台コブに至る。ここがB峯で岩がある。右手下に何となく馬の背状の尾根が見えているようだ。ここで間違いない。ゆったりとした下りの後に少し登ると、山頂の大岩がみえてくる。C峯だ。その向こうの鞍部に向けて下りて、急斜面の疎林の中を滑りながら登ると、D峯に着く。測量用の旗が立っていた。

D峯から東南東の尾根を922mに向けて少し探検をしてみた。測量用につくったのだろうか、割といい道がついている。適当なところで引き返すと、再び熊鈴と人声が聞こえてきた。D峯に帰り着くとグループの方が先着していた。

ここまで一度も迷うことなく来たという。リーダー(先頭を歩いている人)が地図を持っており下見までしてきたようだ。グループの後にくっついていっしょに下山する。二番目の鞍部から右折して沼ノ原に下る。前回より一つ前の鞍部を下ったようだ。その分、沢に下りるのが早くなり、沢沿いを歩く距離が延びている。といって歩行に何ら差しさわりがある訳ではない。 なお、リーダーが沢に下りた時や分岐で熊よけのホイッスルを吹いていた。

林道銅山線の接点、ヒノ谷出会いまで来てグループはそのまま沢沿いを上る。私は途中で引き返して、出会いの部分で林道に上がる。前方を見るとグループも林道に上がっていた。結局グループには少し遅れる形となった。いずれにしても、引き換えした分林道に上がるまで2~3分のロスタイムがある。

林道銅山線を歩いているときに時雨れてくる。今回予定していた"角兵衛の墓"(前回ははじめから予定していなかった)には車で帰路立ち寄ることにして、峠まで急いで登り、お関さんの墓に今日一日の無事を報告する。