2004年05月15日

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2004年05月15日(土)、単独
福田頭
(出発帰着、比和町総合運動公園)

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はじめに

2004年05月15日(土)、単独
福田頭
(出発帰着、比和町総合運動公園)

久しぶりの比婆地方である。野性味あふれる登山道に大満足。このコースは、比和町が平成7年(1995年)に50年ぶりに復元・整備したもの。できるだけ人工的なものを加えないという方針が貫かれている。なお、駐車場については、総合運動公園(宿泊研修施設かさべるで)が推奨されている。

今日のコースタイム:
運動公園(14分)福田上集会所(45分)林道終点(57分)三の滝(50分)大波峠(31分)福田頭
 小計3時間20分(全ての休憩を含む)
福田頭(18分)兎舞台頭(45分)大規模林道(52分)福田上集会所(11分)運動公園
 小計2時間06分
総合計5時間26分(山頂休憩48分を除く)

運動公園9:09-福田上集会所9:23-林道終点10:08-一の滝10:38-二の滝10:58-三の滝11:05-おおはノ峠11:55、11:58-1161m12:06-福田の肩12:14-小ピーク12:23-福田頭頂上12:29、13:17-鞍部13:27-小ピーク(展望地)13:29-兎舞台頭13:35-1066m附近13:49-(ジグザグ)-小ピーク手前14:00-昇龍の滝14:09-大規模林道14:20-福田上集会所15:12-運動公園15:23

集会所を過ぎたところで、こちらに歩いてくる中年男性一人と話をする。縦走して下りるつもりだったが、沢の水が多そうなので、下り口の沢を渡ることができるかどうか心配だ。そこでピストンすることにした。ならば、車でこちら側を行けるところまで行こうというので、車を取りに引き返すのだという。

人家がなくなり、右の林道に入ってすぐの分岐で、左右どちらにしようか迷っていると、件の男性が左へ案内してくれた。三年前に今日同様ご夫婦で来たことがあるらしい。こちらが写真を撮り始めたのですぐに二人は見えなくなってしまい、再び追いついたのは、頂上ですでにお弁当を食べているところであった。なお、道はしばらくして林道と合流した。

一の滝の見学を終わって引き返すときに、下から登ってきた男性二人と挨拶を交わす。頂上で写真を撮っているときに追いついてきた男性5~6人の仲間の人たちのようだ。

時間を気にせずに随分とゆっくり登った。途中で植物観察中の家族連れの一団を追い抜いた。福田頭の肩手前で、頂上へ1000mの標識をみたときにはびっくりした。まだそんなに距離があるのか。しかし、肩までの急登をこなせば、後は山頂稜線上のおだやかな道である。

キツツキのドラミングが頂上の方向から聞こえてくる。やがてその音が後から聞こえてくるようになれば頂上は近い。

頂上についていつもの通りに写真を撮っていると、あの山は何という山ですかと一人の男性から聞かれた。大山だと思うがと言いつつ、コンパスで角度を測って声の主が持っていた地図に落とせば、間違いなく大山である。

そこに、あれは大山ですよ、と声がかかる。一の滝ですれ違った人たちのようだ。昔山歩きをやっていたらしい。あれが、船通山という声もあがるが、船通山は竜王山のちょうど向こうで見えないだろう。

なお、初めての山にカシミール展望図を持っていくことはしていない。一生懸命にコンパスで角度を測って、スケッチをして写真を撮り、家に帰ってから行うパソコンでの確認作業を楽しんでいる。

頂上から北をめざす。兎舞台頭からの下りは急で滑りやすい。しかし、みごとなブナ帯である。巨木の中には樹齢300年以上のものが含まれるという。登山道を50年ぶりに復元・整備した比和町に感謝である。

1066mピークの先の標高1020m附近から先は急坂である。このあたりからは、尾根をまっすぐには行かず、進行方向左手にジグザグの小道をつけてあるので、それに従う。再び尾根に戻ってややゆったりした道を下り、小ピーク手前から、左手の沢に向けて下り、昇龍の滝の下にでる。

沢沿いのそれ程急ではない道を下る。沢に水は多かったが、靴の中までぬれるほどのこともなく下りきる。林道沿いでホオノキを何本か見つける。対岸に3~5本一塊になっているところでは、満開の花、蕾、咲き終わった花が10個位づつあって見事であった。双眼鏡で覗くと大きな花がしっかりと見えた。

帰りの林道にハクウンボクが1本、白い花が鈴なりである。丸くて大きな葉、間違いないだろう。法面に植栽されたものかもしれない。なお、「葉による野生植物の検索図鑑」誠文堂新光社(1988年)の葉脈の形は間違っていないだろうか。

山道では、最初から最後までユキザサが道案内をしてくれる。ラショウモンカズラの群落、チゴユリの群落もある。イカリソウ、スミレ類もみた。その他数々の花をみた。その中にフタリシズカ?もあった。例によって、同定作業はいつになることやら。

夕方から雨という予報に傘を持って山に入る。頂上でパラついてきた。幸い急坂の下山道でも傘をさすまでには至らない。大木の枝葉が頭上を覆ってくれているお陰である。林道まで下りると、傘があった方がよい程度の雨だということがわかる。帰り道でやや本格的な降りとなりワイパーを動かす。

行き帰りで道路沿いにキリの花が多い。庄原市立北公民館横に忠魂碑。