2003年05月24日

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2003年05月24日(土)、単独
往路:内黒峠縦走路
復路:内黒峠縦走路~藤本新道~恐羅漢公園線
初めて内黒峠縦走路に踏み込む。復路では、途中で藤本新道(初)に下りて、県道(恐羅漢公園線)を登り返す。
(出発帰着、内黒峠)

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はじめに

2003年05月24日(土)、単独
十方山(内黒峠縦走路)往復:
往路:内黒峠縦走路
復路:内黒峠縦走路~藤本新道~広島県道252号恐羅漢公園線
(出発帰着、内黒峠)

内黒峠から十方山を目指す。往復7時間のロングコースである。途中誰にも出会わなかった。念願のコースで新緑を独り占めにしてただひたすら歩く。なお、復路では途中で二軒小屋へ下り、車道を歩いて内黒峠へ登り直した。

今日のコースタイム

内黒峠(56分)彦八ノ頭(58分)丸子頭(1時間04分)十方山
 小計3時間09分(途中休憩を加える)
十方山(43分)丸子頭(18分)藤本新道分岐(22分)車道(45分)内黒峠
 小計2時間11分(途中休憩を加える)
総合計5時間20分(昼食タイム48分をのぞく)

内黒峠8:55-小ピーク9:04-小ピーク9:09-ピーク9:14-1166mピーク9:28-鞍部9:37-1151.9m(彦八ノ頭)9:51、9:58-鞍部(カサゴヤキビレ、水場)10:14-小ピーク(二軒小屋分岐)10:24-1152m10:37-小ピーク10:49-丸子頭10:56、11:00-小ピーク11:06-小ピーク11:20-1312m(前三ツ倉)11:31-鞍部11:35-小ピーク(中三ツ倉)11:40-ピーク(奥三ツ倉)11:44-鞍部(論所)11:55-十方山12:04、12:52-丸子頭13:35-1152m13:46-二軒小屋分岐13:53-車道(林道)14:15、14:18-内黒峠15:03

内黒峠から縦走路に入る

内黒峠に向かう林道沿いにはフジの花。峠に着くとカッコーやウグイスの鳴き声。登山道で最初に出迎えてくれた白い花はチゴユリか。ユキザサの群落もある。しばらく行くと、白くて小さな花が木に咲いている。コース上ではほとんど展望はないが、ブナやナツツバキなどの自然林が気持ちよい。

  • シルバ・コンパスを落とす

彦八ノ頭を過ぎるとしばらくは平坦で、やがて、カサゴヤキビレに向かって下る。左手(248度)に1152mピークが見える。その右奥に丸子頭があるはずだが見えていなかったのかな。右手には恐羅漢山(296度)がある。しばらく下ってコンパスを落としたことに気がつく。斜面を引き返すと足元からヤマバトが驚いて飛び出す。こちらの方がびっくりして思わず声を上げた。

  • 多くの動植物に出会う

その他多くの動植物に出会えて楽しい。藤本新道分岐を過ぎたあたりで登山道前方を小動物が向こうへ走っていった。イタチの仲間だろう。しばらくすると右後方からキツツキのドラミングが聞こえてくる。

1152mピークを過ぎると平坦な開けた場所となる。チョウが一頭(と数えると教わったことがある)飛んでいる。羽の真ん中は薄紫色の筋、後端は茶色、デジカメで撮ってやろうとしたら笹藪の中にひらひらと舞い込んでしまった。

2頭目が目の前に現れた。こんどは少し激しい飛び方をしている。顔すれすれをかすめていった。攻撃してきたのだろうか。さらに3頭目を見る。復路同じ場所を通りかかると、足元から同じ種類の蝶が飛び立った。心なしか元気がない。午後は活動が鈍るのだろうか。

前三つ倉を過ぎたあたり(往路)で足元の石に小さなチョウ(黒紫色)を見つける。すぐに飛び立って逃げてしまった。

奥三つ倉にブナの大木がある。クマの爪あとのようなものが横二列についていた。どれも古いもので新しいのはなかったようだ。

奥三つ倉から十方山へ至る道は、三角点に向かってほぼ一直線についている。二万五千分1地形図は間違っている。なおこの登山道を頂上の方から見ると、「ちょっとお花を摘みに行くのにちょうどよい道」に見えるらしい。

十方山山頂のにぎわいと展望

頂上には6組のカップル。それぞれご夫婦、友人同士といった雰囲気である。帰るころまでには同じくらいの人数が入れ替わったようだ。話し声が聞こえる。こっちの道は恐羅漢山へ行く道。あそこに見えるのはたぶん旧羅漢山(広島県で一番標高が高くて恐羅漢山より1m高い)で、恐羅漢山はここからは見えないだろう。安芸冠はあれでその右が寂地、それらの左奥に羅漢山があるはず等、ベテランさんが聞かれるままに答えているようだ。

奥三ツ倉と市間山の間に<天上山>、市間山と立岩山(1135m)の間に<東郷山>、立岩山(1135m)と立岩山の間に<湯来冠山>、立岩山と960mの間に<大峯山>をかろうじて確認する。その他の細かいところまでは同定できない。

その他見えていたのは、吉和冠山、安蔵寺山、焼杉山、旧羅漢山あたりか。十方山最高点(1328m)の右奥には砥石郷山が見えるが、丸子頭~前三つ倉~奥三つ倉の向こう側は全くわからない。

復路は途中から藤本新道を下る

  • 藤本新道とは

復路は途中から藤本新道に入り、二軒小屋を目指して一直線に下った。二軒小屋付近から十方山へのショートカットがあるとは聞いていたのだが、取り付き口が今ひとつわからずにいた。藤本新道は、内黒峠縦走路の下山口に設置された説明板によれば、平成11年6月に地主さんの好意で開設されたという。

今から約4年前に開かれた新道である。いくらなんでもまだ荒れてはいないだろう。ここから下って確認しておこう。下った後、内黒峠まで車道(アスファルト道)を登ることを考えるとちょっと躊躇したが思い切って下ることにした。二軒小屋~十方山~恐羅漢山~二軒小屋の周回コースを想定してのことである。

  • 藤本新道の取りつき口を確認する

尾根筋をはずさずに作られた登山道の出口は、二軒小屋から内黒峠側へ500~600m登った地点であった。大きな木に赤テープが二本巻いてあるだけでその他の標識はない。

県道恐羅漢公園線を上る

さて、車道をしばらく登ると、道路脇にトチノキの老木があり花が満開である。樹冠がきれいに整った大木に“円錐花序”が多数“直立”した様は圧巻である。この前行った細見谷にあるトチノキの群落も満開だろうか。

なお、落とした磁石(シルバ・コンパス)は見つからなかった。同じシルバの“鏡付き”をリュックに忍ばせておいたので以後はそれを使った。しばらく前に買ったが使いこなせなくてそのままにしておいたものだ。角度誤差0.5度単位ということであったが成る程正確に測れるようである。