2002年09月28日

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高松山、福王寺山
高松山(出発:JR可部駅、帰着:水道局給水所)
福王寺山(出発帰着:福王寺山登山口)

2002年09月28日(土)単独、後同行者1名

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はじめに

2002年09月28日(土)単独、後同行者1名

登山道は、二万五千分1地形図に描かれているよりはメリハリがきいている。基本的にはまず沢の左岸(上流から見て左手)を登っていく。その後、大きく左へ振れてジグザグの道を行くと稜線上に出る。そこを右手に行くと、三の丸跡(高松神社)を経て頂上に至る。

今日のコースタイム:
JR可部駅(25分)登山口
登山口(51分)山頂
山頂(15分)広島市水道局給水所
総合計1時間31分

JR可部9:46-登山口10:11-左へ振れる10:40-稜線上10:52-高松神社10:58-高松山頂上11:02、12:00過ぎ-広島市水道局給水所12:18

高松山頂上、12時過ぎ出発
福王寺にて昼食後、福王寺山往復
可部駅、午後4時前着

昨日は雨、天気予報では今日も雨が降る可能性がある。あまり遠くへは出かけたくないので、JRで行けて近場、そして標高の高くない山とする。幸いにも現地に近づくにしたがって遠くの山にかかっていた雲はだんだん高くなり青空ものぞくようになってきた。沿線の小学校では運動会をやっているようだ。

可部駅から人の流れにつられて北側の住宅地に入る。狭い道を蛇行しながら駅からずっと見えている高松山をめざす。土手に出て橋を渡ると少し行きすぎているようだ。

南に下ると洋弓場があり10数名が練習の最中である。その向こうにグラウンド(テニスコート)が広がり、対岸には校舎がある。ここが可部高校グラウンドであろう。山側には墓場も見える。登山口はと探せば、洋弓の的の右横に大きな案内板があり、高松城址や大文字祭について説明してある。

全山要害となっていた山である。低いながらもそれなりの登山気分が味わえる。また、登山道は自然な山道で気持ちが良い。ただし、水道局施設側は倒木急坂があり気が抜けない。

山頂で高陽町(安佐北区)のS氏と知り合う。手には「あさきた里山いちばん」、近所の〇〇公民館で入手とのこと。高松城主熊谷氏の動向や火野山城址(城主吉川元春)は大きくてりっぱであるなど教えていただく。

対岸の山腹に見えている赤い建物は福王寺のお堂でこれもすばらしいとのこと。今から行って見ようということになる。車を水道局施設側に置いているというのでそちらへ下山する。速い。岩場を飛ぶように下っていく。

なお、寺山を見下ろすと山頂付近に青いビニールシートがかけてあるようだ。可部高校の移転計画に伴う測量でもやっているのだろうか。

福王寺は、安芸の高野山とも呼ばれる真言宗の霊峰別格本山で、仁王門、燈明杉(4本の大木)、金堂、金亀池など見所いっぱいである。

高松山頂上でいっしょになったS氏(安佐北区在住)の車に同乗して福王寺山を目指す。福王寺駐車場から福王寺を経て山頂往復。帰りはJR可部駅まで送っていただいた。

福王寺山の山頂付近は西に平坦に延びている。山頂(三角点)にはNHKの鉄塔があり目印となる(高松山からも見える)。なお、福王寺山山頂からの眺めは抜群だが木立にじゃまされて見える範囲は狭い。

手前に見える水越山の右奥に東郷山、その右のピーク(490m)の奥に湯来冠山、430m台ピーク(JR毛木の北北東)の奥に天上山が入る。そして、380.3m三角点(久地冠山の東南東)のわずかに左奥が吉和冠山である。


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